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コラム
7.152020
住まいは第三の皮膚 健康になる家
良質な家を求めて三千里。
コロナの自粛により家に快適性を求める結果。
価値観が大きく変った人たちが郊外の戸建を求めたり、実家に帰省しながら働くという選択肢を選び始めたようです。
基本、不動産を探し始める場合、名の知れた会社であれば問題ないという基準で選ぶ人が大半ではないでしょうか?施工不良問題があっても漠然とした安心感で選んでしまう人がいたとしたらそれは大きな間違いです。
上場企業だからこそ販売促進費、人件費をつかい、売上をあげて株主に還元しないといけません。その結果、誰かに皺寄せがいきます。職人さんが泣き、良質な部材とは程遠い安価なもので建替前提で家が建築され消費者の手にわたるのです。
販売促進費用も人件費もかけず、その分職人さんにお金がわたり喜んで建築してもらい、余計なお金がかからないので良質な部材で一生ものの人にも地球にも優しい家に住めるとしたらどうでしょうか?
住みながら健康になれる家があったら住みたいでしょうか?
残念ながらいまだに日本は断熱材にグラスウールやロックウールなどのホルムアルデヒドなどの化学物質が含有している石油系断熱材による施工が当たり前であり、燃えやすい素材の為難燃か素材という化学物質が含まれています。
ドイツ製の木質系断熱材には蓄熱性・吸放湿性などに優れていて地球環境にも自然素材であるため健康にもいい建材です。
4人家族の中で1日に発生する水蒸気量はなんと10リットル!吸湿性能のある家だからこその快適さを体感できるのです。
先日お会いした丸谷博男先生は、日本の地域、気候風土に共生していた民家と町屋、そこにヒントがあると。
高気密高断熱だけの住まいに問題点を解決し、現代日本の家を普及する活動をされています。
人の体に害のある材料を一切排除し、さらに断熱性能に優れた「ゼロ宣言の家」は病気を遠ざける「ゼロ次予防住宅」であることが科学的に明らかになったようです。アレルギー性鼻炎などの呼吸器疾患が4分の1程度と少なく、高血圧者の割合も低いことが判明しました。(医師が薦める本物の健康住宅による)
今後、都心に住む必要がなくなれば建物にお金をかけることができるようになります。地球環境と自分の健康両方に配慮できる家にしませんか?