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コラム

航空産業で栄えた街

岐阜県第三の都市、各務原市にある「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」に行ってきました。
各務原市は、濃尾平野の北部に位置し、中山道の宿場町(鵜沼町)として栄え、1917年(大正6年)に埼玉県の所沢飛行場からモーリス・ファルマン複葉機が初めて各務原の飛行場に着陸してから航空の歴史がスタートしました。

川崎重工業の第二工場として、人口は急激に増加し、病院、学校、娯楽等の施設も整えられていきます。

宮崎駿監督作品「風立ちぬ」のモデルとなった堀越次郎さんのゼロ戦の初試験飛行もこの地で行われました。

1945年、第二次世界大戦中に空爆にあい、基地と工場のまちだった各務原の生産機能はほとんど失われてしまいました。

現在は、自衛隊岐阜基地などに関連する工業都市になり、市内には岐阜大学農学部跡地を活かした各務原市民公園をはじめとする多数の公園緑地があり、「パークシティ=公園都市」を目指し2005年には「緑の都市賞」内閣総理大臣賞を受賞しています。

お盆は、自分の先祖に感謝するための帰省と思っていました。

しかし、「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」 に行き、航空産業を発展させた偉人たちの地と涙の結晶の集合体があったからこそ今があるんだと思わされたのです。

今の日本の礎を築いてくださったご先祖様全員に感謝の気持ちを捧げよう。と考えを改めさせてくれた施設となりました。

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