コラム
3.142019
実印はいつ必要?
賃貸修行中の尾藤です。
賃貸経歴20年以上の大ベテランの先輩を頼りながら日々動いています。
怪しい賃貸業者を瞬時に見分けることは私にはできないのです。
流石でございます!先輩に感謝です。
さて、賃貸借契約書は実印の押印が必要でしょうか?
賃貸の契約の場合には、仲介者である不動産業者などの前で書類作成手続きをします。
その際、賃借人は契約に合意しているため実印の押印は不要ですが、契約時に立ち会わない保証人に関しては、印鑑証明と実印で押印していただく必要があります。
では、その他どんな時に実印の押印が必要なのでしょうか?
重要な事項を取り決める書類には必ず実印が必要です。
①売買契約書締結時
→土地や建物を購入する際に締結する書面
②金銭消費貸借契約締結時
→お金を借りる際に締結する書面
③公正証書作成時
→事業用借地権・マンションの管理規約・任意後見手続きに関する書面
④各種保険の加入手続き時
→車・生命保険
⑤会社設立の際に公証人役場で定款認証を受ける時
⑥遺産相続時
実印を使う機会は頻繁にはないかもしれませんが、急に必要になるので用意されると便利かと思います。
ちなみに実印も値段がピンキリですが、朱肉も安いものから数千円のものまであります。こだわるとキリがないですね。