アウルプロパティ代表 尾藤弘子の不動産情報

コラム

空き家が増えすぎたのは何が問題?

本日、不動産業者の法定講習があり、行ってまいりました。

相続法の改正がありました。
大きな改正は、配偶者居住権ができた。長男の嫁など介護に深く携わった人間に遺産がいくようにしたことです。
改正の背景は、今後高齢化社会に伴い病院で収容しきれなくなった人たちを家で看取っていただく流れは強くなる。
介護の負担を強いられる配偶者ならびに同居の嫁に、亡くなった後に遺産がいくようにするのは当然の権利なので認めてあげるようにしよう。というものでした。

空き家が増えすぎた原因は、賃借人の権利が強すぎたから今後は明け渡し請求しやすくなるそうです。
しかし空き家を放置したい理由は、
空き家の解体費を負担できない。
建物を壊すと税金が高くなってしまう。
→つまり、お金の問題が大きいと思うのです。

それなのに空き家を放置したら土地と同様にみなし、税金をあげる強引なやり方は国民を苦しめるだけの政策であり、おかしいのでは?と疑問を感じるのは私だけでしょうか。
負動産を富動産に変える取組を、どんどん加速させないといけませんね。



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