アウルプロパティ代表 尾藤弘子の不動産情報

コラム

住まいのパティシエ vol.2

不動産屋さんには、実際にマーケットよりも高い金額で売却金額を提示して、「私だったら高く売れます。」と仕事を取りにいく会社があります。私は仕事をとるためにそうしたいかというとNOです。

購入されるお客様は、ネットで相場を調べて購入されるわけですから、当然適正な価格での値下げ交渉が入ることは想定されますし、最悪高い価格で出して本来であれば売却できたはずなのに機会損失する可能性だってあるのです。

結局、「値下げしないと売れそうもないです。」とお客様に泣きつくか、むりくり言い訳をつくって値下げを申し入れて売却するストーリーになったらお客様を悲しませてしまいます。

住まいのパティシエでありたいから最初から無理な話はしません。

売却する方は高く売りたい。購入する方は少しでも安く買いたい。

急いで売りたい。急いで買いたい。という空気を読むのも重要なお役目です。

うまく塩梅をとるのが住まいのパティシエのお仕事だと思っています。

 

 

 

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