アウルプロパティ代表 尾藤弘子の不動産情報

コラム

大家さんと借り手のはざまに

先日、大学の賃貸に関わる仕事をしている方々の集まりに参加しました。
今回思ったのは、リーシングに関わる不動産屋さんは、寅さんの「男はつらいよ。」同様、「不動産屋さんはつらいよ。」でした。
なぜなら、大家さんと借り手の板挟みにあう仕事なのです。

大家さんは、少しでも高く貸して、早く空室を埋めたいわけですが、借り手は、インターネットでお部屋を選びたい放題できる時代になり、色んな物件を比較検証し、慎重に選べるため単純に空室だからといって借り手が簡単にはつかなくなったのです。

昔は大学の近くにアパートを建設したら何もしなくても学生さんが入ってきた。
今は、そういう時代ではないそうです。
我々、ベビージュニアの時は大学受験も普通入試が当たり前。
2月3月に合格して慌てて、アパートを探していました。
今は、指定校推薦入試が増え、余裕をもって家を探せる学生さんも非常に増えています。
そうなると少しでも新しくて綺麗な家に住みたいので新築が優位にたち、築年の古いアパートは立ち行かなくなってしまうそうです。

昔と今とは時代が違うんですね。

非常に有意義なリーシングの勉強会でした。

さて、私も元山駅徒歩4分のお部屋を早く埋めないと!

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