アウルプロパティ代表 尾藤弘子の不動産情報

コラム

企業×大学=団地再生

(株)東急不動産R&Dセンター(東京都港区、社長:星野浩明氏)は東京大学とともに、共同研究で大型団地「こま武蔵台団地」(埼玉県日高市)の再生をスタートします。

同団地は、1977年に東急不動産(株)が開発しました。
西武池袋・秩父線「高麗」駅より徒歩圏内に立地、開発面積約93ha、総区画数約2,210区画(戸建て約1,730戸、タウンハウス約480戸)。

子育てには適した環境ですが、住民の約半数が高齢者となり、空き家が増加する社会課題を抱えています。

課題解決に向け、(株)東急不動産R&Dセンターと東京大学の学生が中心となり、団地内で空き家となったタウンハウスを、団地に住む人々のコミュニティ形成が活発化するようなトータルリノベーションを実施しました。

 ・対面式キッチン
 ・間仕切りや押入れを撤去し広いリビングに
 ・LDKの床を張り替えフラットに変更
 ・リビングとの連続性を意識したウッドデッキの設置
 ・家庭菜園スペースも設置
 ・庭先をオープンにし、自由に使え、地域の人々と接点が持てる場づくりと
  交流のきっかけとなるベンチも設置。

 今回の取り組みをテストケースとし、団地に若い世代を呼び込み、多世代交流や活性化の取り組みをサポートする予定です。

今後、団地が新しく生まれ変わる成功事例になるといいですね。

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