アウルプロパティ代表 尾藤弘子の不動産情報

コラム

URのあっせん(紹介)制度について

最近、礼金ゼロ・更新料ゼロ・仲介手数料ゼロ・敷金1カ月のUR物件が不動産業者のあっせん制度を設けていることを知って登録してみました。

アウルプロパティが物件を探した場合において、借りる方はURの条件で借りられ、アウルプロパティはURのほうから仲介手数料をもらえるという仕組です。

ところが、表向きは紹介してください。と言いながらも情報自体が不透明で基本的には仲介させないような動きをされることが判明しました。

不動産業者として問い合わせをするとないお部屋が、個人として問い合わせをしてみるとでてくるわけです。

そもそも不要な制度をあえてつくっているのはなぜなのか?

実は、独立行政法人都市再生機構(UR)は民業圧迫していないよという体裁を整えるためだけに不動産業者あっせん制度を設けているのです。
蓋を開けてみたら機能不全でした。

独立行政法人都市再生機構(UR) は、もともと戦後の住宅供給不足を補うためにできたはずなのに、すでに住宅供給過多にもかかわらずあり続けています。

存在することで潤う人たちがたくさんいらっしゃいます。URに口をきいてゼネコンからお金をもらう話はざらでしょう。
民間と違って建築費のダンピングがないのですから。

不動産業者が特に問題にしないのも個人に対してサービス提供しないまたは売買のみを取り扱っている場合はあまり関わらないからなのだと思います。
私もかつてはその一人でした。

世界最大の大家の威力を見せつけられました。
個人事業主となり様々ないばらの道を進んでいます。

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