アウルプロパティ代表 尾藤弘子の不動産情報

コラム

ペット可物件orペット共生物件

最近、分譲マンションでもペットを飼育できるマンションが増えてきました。
それだけ、ペットを飼いたいというニーズは高まっています。
しかしながらペット可物件の場合、ペットの嫌いな住人の方もいらっしゃるので隣人トラブルやペットにとって住みやすい住環境ではなく、ストレスの大きな原因になっているそうです。

賃貸マンションの空室率があがった場合に、ペット可物件にして満室にしようという不動産屋さんの発想があります。残念ながらペットへの想いはなく、あくまでも不動産屋さん都合の物件です。

今回、愛犬家住宅セミナーを聞き、ペットにとって居心地のいい住まいとは何か?考えさせられる良い機会をいただきました。

ところでペット共生物件というのはご存知でしょうか?
ペット可物件と何が違うのでしょうか?

ペット共生物件は、ペットを飼っている人または好きな人しか集まらない物件です
ペットに対するトラブルが極めて少なく、散歩に連れていけない時も隣人の方が代理で行ってくれたりで非常に人気だそうです。

その他、犬と暮らせる高齢者住宅や、コンセプトシェアハウスとして犬や猫好きが集まるシェアハウスもでてきているそうです。

車を乗る人が減っている中、車業界も生き残りをかけて必死です。
Hondaは、車を売るのではなくモノからコトへ
犬とドライブをイメージできるようなライフスタイル提案に力をいれています。 ポルシェユーザーの6割がペットを飼っているそうです。 メルセデスベンツが、犬をお散歩させるキャリーカーも販売されていると聞いて驚きました。

愛犬家住宅とは、
犬猫の住まい方に配慮した住宅です。
滑りやすいフローリングはダックスフンドなどの犬種は腰を痛める要因になり死期を早めてしまうそうです。
滑りづらい床、匂いのこもらない空調設備、低温火傷が予防できる床暖房、排せつ物を流すために便利な節水トイレなど、ペットと共に暮らしやすいヒントをたくさんもらいました。

人間よりも長い時間、家でお留守番しているペットのために住み心地のいい空間を提案してまいります。

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