アウルプロパティ代表 尾藤弘子の不動産情報

コラム

なくならない施工不良問題

本来ないといけない屋根裏の耐火壁が設置されていなかったのが、レオパレス施工不良問題
火事が起きたらあっという間に火が回ってしまう大きな施工不良でした。

今回の大和ハウス工業の施工不良は、柱や基礎で仕様と異なる施工をしていたり、柱に不燃の塗料を塗っていないなど防火措置が不十分だったそうです。
建築基準法に抵触するとしたら、大和ハウス工業の物件=違法建築の烙印を押されてしまうことになりかねない。

全国で2000棟超、約7000世帯が対象となるということ。
今回もレオパレス同様、実際に住んでいる方に対して、どのように対応していくのかで、企業価値が良い方向にも悪い方向にも流れていくのではないでしょうか。

社員から内部通報があったにもかかわらず、本格調査するまで1年半もかかってしまったとは、大企業の弊害にほかならないですね。

この機会に内部の膿を一気に出し切っていただくのがよさそうです。




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