コラム
1.192019
相続に絡むミステリー
「ギネス世界記録」に認定されている122歳の最高齢者、フランス人のジャンヌ・カルマンさんが、実は亡くなったはずの娘イボンヌ・カルマンさんでは?と話題を呼んでいます。モスクワ大学の数学者ニコライ・ザーク氏と老年学者のバレリー・ノボセロフ氏が、この記録に疑いをもち分析した結果、娘さんの写真とジャンヌ・カルマンさんがあまりにも酷似しており、ジャンヌ・カルマンさんの娘イボンヌさんが母親に成り済ましていたと結論づけたのです。
身体的特徴としてイボンヌ・カルマンさんといぼの位置も同じで、実際生存しているはずのジャンヌ・カルマンさんにはいぼがなく、戦火のさなか疎開先で多額の相続税免れるために入れ替わったのではないかと憶測が寄せられています。
最終的な決着はDNA判定だとされ、遺体を掘り起こすことになるようです。
死人に口なし。と昔は言われましたが、最近のDNA鑑定の精度の発展により冤罪事件も解決され、正義が勝る時代になり心が救われます。冤罪で逮捕されて無実が認められたとしても時間は巻き戻せない。時間を戻してあげる魔法が使えたらいいな~とあり得ないことを考えてしまうのでした。