コラム
10.252018
地面師について
積水ハウスの地面師事件、今さら感ありますが、ようやく少しづつ事件関係者が捕まりましたね。
こんなに時間がかかったのは内部にも問題があったのではないか?と疑ってしまう私ですが。(共犯者がいたとか)
地面師とは。。
所有者に成り済まし無断で不動産を売買し、代金をだまし取る集団
そもそも土地建物の権利証がないと売買ができないし、印鑑証明書も取得できないのにどうして?と疑問に思ったところ
運転免許証などの身分証明書までも偽造していとも簡単に印鑑証明書を発行してしまうらしい。
権利証がなくても登記移転が実行できる方法が3つある。
①司法書士による本人確認
②法務局による事前通知
③公証人による確認
それって本人確認の仕組みに問題があるのではないか?
バブル時代から現れていた地面師、なぜ予防できないのだろうか?
そもそも、運転免許証、マイナンバー、パスポート全部偽造できるとしたら指紋認証、瞳孔認証など偽造できない
他のテクノロジーも使わないと被害は防げない。
超アナログな予防策として、住民票や登記簿謄本の定期的な確認とあるが費用もかかるしやるわけがない。
土地に管理会社を明記した看板を掲げとくとよいらしい。とあるが。。果たしていかに
不動産業者自体が片棒を担ぐ可能性もあるらしく、私も気を付けないと!と思ったのであります。
【地面師が好む不動産】
・都心の一等地←不動産業者が急いで買いたくなるような場所
・所有者が遠方
・担保なし
・更地←建物内覧できるとばれてしまう
該当する方、お気をつけて!!