アウルプロパティ代表 尾藤弘子の不動産情報

コラム

不動産×動物

昨日、多くの寄付先さまよりご承諾いただき、ご紹介できる寄付先は増えてきました。

一昔であればNGOがやっていたことを一人のリーダーが問題提起し、資金調達し、情報公開を徹底しながら現場に入って海外の貧困・人身売買・教育問題に取り組んでいる。

本当に素晴らしいなと思うのです。

一般社団法人Kumaeはカンボジアのアンコールワットで有名なシュムリアップ近くのゴミ山で働く人たちに教育と仕事を与えるために日々奮闘しています。

認定NPO法人かものはしはカンボジアやインドで出稼ぎ途中で連れ去られ人身売買にあう女性に自宅に近い場所に働く環境と教育を提供しています。

話は変わって、

日本における動物の殺処分問題について考えると悲しくてやりきれない思いになります。

今回は、ペットシェルターなどを運営されているNPO団体さまにもアプロ-チさせていただきました。

ペットが飼えなくなってしまった理由の一つに、引っ越し先でペットが飼えずなくなく手放すという方もいるそうなのです。

不動産で動物NGの物件がある一方、不動産×ペットでビジネスを成功させている事例もあります。

貸しづらい物件をペット飼育可能にしたら借り手が現れたり、大型犬を飼える賃貸マンションにしたら家賃が高くても貸せたと、希少性のある物件に変貌させることができるのです。

”女性限定のシェアハウス、猫と一緒に住める家”も人気ですね。

もちろん管理に関しては通常より入念にお掃除入れたりと細やかな対応が必要になるはずです。

飼う側にも責任があり、周りの方に迷惑にならないようマナーを徹底することも大切です。

私の友人が、人間と犬がよりよく共生できる社会を目指して日本ドッグマナー協会でドッグマナーの普及活動をしています。 ハピマナプロジェクト

ドイツでは犬を飼うのに税金がかかり、安易に飼わせない取組や「動物保護ー犬令」というのがあり、動物保護の観点から犬の飼育者が遵守すべき方法等を具体的に規定しており、違反すれば罰金になるようです。

不動産同様、むやみに増やし続けてペットショップに卸し、儲け続けている業者がいるから殺処分の件数は減らないのだと思います。

ペットも愛情が必要。愛が手放されないように!

 

 

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