コラム
10.162018
不安だけど騙されないように
去年と今年2回訪れたカンボジア。
首都プノンペンは活気に溢れていて勢いがあるな~と感じました。
よくするしかない。ポルポト政権のような悲惨なことは二度と起こしたくない。勢いがあるのがカンボジアの印象でした。
日本は今は先進国であり比較的裕福な人たちが多いいですが、それでも綻びが出始めているのは事実です。
先進国の中で教育費の比率が低いのが日本であり、シルバー政治とも揶揄されています。
政治家は票で動きますから投票率の高いシルバー世代に喜ばれる政策を繰り返すから子供にお金が回らないのですよね。
子どもの権利の先駆者となった方
ポートランド人 医師のJ.Korczak氏「コルチャック先生」はユダヤ人でナチスに収容されていました。収容時にお前は医師だから役目を果たせばお前の命は助けてやると言われたそうですが、子どもを残して自分だけ助かることはできないと断り、子どもと手をつないで鼻歌を歌いながらガス室にはいって死を遂げた(あるいは射殺された)そうです。
子どもが安心して暮らせるようになるのだろうか。本当に疑問であります。
社会保障給付費は116兆円まで到達し、毎年GDPの2倍以上の借金を繰り返しています。
カンボジアのほうが相当貧しいのは事実なのに不安という言葉がない。一方、日本人は他の国から比べたら裕福なはずなのに気持ちは不安ばかり。
不安だからお金が出ないようにこつこつ働いて貯蓄したのに、詐欺にひっかかってしまったり。
不安だから焦ってみんなが買ってる●●の馬車に投資してみたらビジネスモデルが崩壊してたとか。
安心を買ったはずなのに不安がさらに増してしまってどん底に。なんてことならないようにしてもらいたい!
おいしい話には必ず裏があります。
自戒をこめて