先週、友人とカンボジアに行ってきました。
カンボジアのキリロムという軽井沢のような避暑地にカンボジアのIT系ではナンバーワンの学費、食費、居住費無料を実現しているキリロム工科大学の視察が軸にありましたが、合わせてカンボジアで活躍する日本の方と会って話をお伺いする旅行でした。

キリロムには、学生寮以外にもシハヌーク王の別荘の廃墟や、ヘブンクリフという絶景スポット、滝などいくつかの観光スポットがあります。

今回、新しくできたココナッツスクールについて非常に感銘を受けたのでご紹介いたします。

ココナッツスクールはOuk　Vandlyさんにより、カンボジアの子供たちに物乞いをやめさせ、学校に行かせ、自立する術を教えたいという目的で創設されました。

今、日本でも話題になっている自然を汚すプラスティックのごみを集めて学校を作り、子供達にも学校に来て遊んだり、授業を受ける代わりにゴミを集めてもらいます。
無料ではなく、お金を大事に使うために知恵を使いなさいと教えているのです。

Vandlyさんの学校の思い
今まで、管理職として働いてきたが今はお金のためではなく自分の夢と目標のために働いている。
高校や大学に行かなくても、本を読み、自然、動物、人々から学ぶことが山ほどある。子供たちは未来の国を変えていく世代で今なら何でも吸収することができる。頭の良さだけではなく、豊かな心を育むことがココナッツスクールの第一の目標である。

日本では当たり前に学校に行けます。識字率も高い。
日本の当たり前が海外では異なります。
そのギャップを日本が埋め合わせしてあげるのではなく、双方がメリットになるようにまずは、カンボジアと日本の子供たちの心の交流をしていきたいと感じた旅行でした。