私が今お世話になっているシェアオフィスの近くに、アンティークものの蓄音機とSPレコードを集めた「株式会社シェルマンアートワークス」というお店があります。
アンティークと言えるのは100年超のもので、それよりも新しいものはビンテージと言うそうです。

毎回リクエストするドイツポリフォン社のディスクオルゴール「ミカド」の音色はとても素晴らしく、心に音色が響きます。

トーマスエジソンと並び称せられるフランスの映画発明者。世界初の実用カラー写真の開発者リュミエール兄弟の作品もあります。

今回は、オーストラリアのゴールドシャイダー工房でつくられた作品、バタフライに魅せられました。

今では塗料に毒性の強いものがつかわれているため出せない発色の作品です。
日本ではあまり知られていませんが、アメリカでは、コレクターも多くいらっしゃるそうです。
第二次世界大戦中にユダヤ人であったシャイダー家は、迫害から逃れるためイギリスとアメリカに分かれて渡り、工房を開くのですが、オーストリアと同じ条件で作品を作ることは難しく作品のかたちも変わっていきます。

第二次世界大戦前の貴重な作品をみられるので、歴史に思いをはせる旅として私がリラックスできる貴重な時間をいただいております。