アウルプロパティ代表 尾藤弘子の不動産情報

コラム

次世代家電スパーラジエントヒーター

先日、創業明治16年江東区住吉にあるウスクラ建設さんを訪問しました。

ウスクラ建設さんは、見えない床、壁、天井の内部こそ大切であると確かな腕で仕事をこなし、高性能高気密住宅を地元密着で提供されています。
大工さんを外注すると利益優先で手抜き工事が発生しやすいことから、精神的にも安心して仕事ができる環境を提供したいと大工さんをすべて社員として受入れ、お引渡し後からお客様とのお付き合いが始まるという心構えで地元で愛されている老舗の工務店さんです。

今回、ウスクラ建設さんで遠赤外線で料理できるラジエントヒーターのデモンストレーションがあるのでぜひ!とお誘いいただき見学しました。
電気コンロと言ったらIHしか知らなかったのですが、ラジエントヒーターは非常に魅力的な商品でした。

ラジエントヒーターの魅力度
☑電磁波
IHが40~2000mmガウスに対し、ラジエントヒーターは3.5mmガウス
※WHOの基準は4ミリガウス
☑経済性
IHはIH専用の鍋でしか調理付加に対し、ラジエントヒーターはフラットな鍋なら調理可能
☑熱効率
ガスコンロが熱効率約40%に対し、ラジエントヒーターは約75%
余熱で調理可能
☑快適性
上昇気流の発生が少なく壁や換気扇の汚れが少ない
結露の原因となるカビやダニの原因となる水蒸気も発生しない
(鍋からでるもの除く)
お部屋の空気を汚さない

 IHとの一番の優位性は、電磁波が少ないので、妊婦さん、補聴器、ペースメーカーを付けた方、お子様にとって安心という点です。
ガスコンロとの一番の優位性は、火災のリスクがない点です。

欧米ではIHより家庭に普及しているラジエントヒーターですが、日本はよさすら伝わる機会が少ないようです。

エネルギー政策でも自然エネルギーの割合がデンマークは2030年度までに100%、ドイツ65%、スペイン70%を目指していることに対し日本は22~24%と目標設定も低いままです。

様々な分野で実は遅れてしまっている日本。
個人が知恵をもってよき方向に進むしかないと感じます。

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