コラム
11.222018
偉人発見伝
本日、公益社団法人全日本不動産協会の新入会説明会でした。帰りにおひとり様ランチを憲制公園内の霞ガーデンにて。
紅葉の季節なのでふらふら散歩をしながら、なんとなく憲政記念館に入ったらかなり見ごたえのある内容。
お恥ずかしながら、尾崎行雄さんという方を存じ上げませんでした。
尾崎行雄さんは、民主主義と世界平和のために一生をつらぬいた方です。若くして自由民権運動に身を投じ、保安条例に座し身を追われるのですが周囲の支援もあり海外に亡命。日本に戻り、国会開設とともに衆議院議員に選ばれ、以降63年もの間、議席を確保し続けました。
軍国主義が一世を支配した際も、平和の信念を曲げず軍縮を訴え続けました。世界連邦を提唱し、議会政治の父と仰がれつつ一生の幕を閉じた方でした。
我々の時代は縄文時代・弥生時代~と勉強していき昭和時代は高校3年生の最後まで終わらず、慌てて総理大臣の名前を暗記という詰込み型の教育が主流でしたが、今の子供たちは昭和時代のほうを重要視するようになりました。そういう意味では憲政記念館は非常に勉強になります。
ぜひ、お子様が小学校高学年~中学生になった際に一度行かれることをお勧めです。