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コラム

SDGs×トレーラーハウス

「サスティナブルな社会の実現を!」
と社会全体は、SDGsのワードだらけです。

しかしながら、未だに学校の配布物は電子化されないし、娘の教科書は新刷されたもの。

ランドセルの重さは言わずもがな、大量の教科書で可哀想になってしまいます。

実際に、どの程度の重さをしょっているのか?

福岡市西区の愛宕小2年生の、江見一夏さんが調査したところ、1カ月でツキノワグマ一頭分の荷物を運んでることが、わかったそうです。

ペーパーレス化はいつ実現するのでしょうか?

不動産の世界では、人口が増えないのに、新築マンションや新築戸建は増える一方です。 企業は売上を上げるために、建物を建築し続けなければいけないので、わかっていても続けるというスパイラルから抜け出せないのです。

アメリカでは、リーマンショック後に大量生産、大量消費社会に疑問を抱いた人達の中でタイニーハウスムーブメントが起こりました。

日本は、東日本大震災を機に価値観を大きく変えた人たちが、新しい価値観のライフスタイルをはじめています。

いすみ市にトレーラーハウス暮らしを始めた鈴木奈央さんは、賃貸だと太陽光パネルを設置したり、雨水を活用したくても壁に穴があけられないの様々な点で自由がきかない。
循環型の暮らしを実現したいという想いと、大きな家に住んだりしなくても幸せなんじゃないか?という角度から新しい暮らしをスタートさせています。

今回、千葉県では台風による大規模停電と長期間の断水がありました。当たり前の生活ができなくなり、多くの方が大変な目に合われました。

鈴木奈央さんが、目指されているのは”小さくて大きな暮らし”です。

生活コストを下げることにより、ワークシェアリングなどが成り立つ余裕が出てくる。子供を養える不安がなくなり、心の余裕がうまれます。
ご近所さんや友人たちとの時間、旅に出られる可能性が大きくなるのではないかと考えていらっしゃいます。

サスティナブルな社会を築くための大きなヒントになりそうです。


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