アウルプロパティ代表 尾藤弘子の不動産情報

コラム

日本の旅館

日本は好きですか?
私も娘も温泉が大好きなので、温泉が手軽に体験でき、温泉街が豊富にある日本に生まれたことにとても感謝しています。

GWに行った湯河原白雲荘は、自然あふれる場所でありながら、都心からアクセスしやすく、全国から選び抜かれた33軒のザ・リョカンコレクション加盟旅館にはいっておりました。
お料理はミシュランガイドに掲載されるほど、味も見た目もすばらしく、旅館の内装もリノベーションされて、リノベーション好きな私にはたまらない旅館でありました。

日本旅館は1300年も前から、「おもてなし」という日本人特有の精神に支えられ、今日では5万を超える旅館が全国に軒を連らねるまでに成長しました。

旅館産業の繁栄を支えた日本の「おもてなし」の考え方には、「装い、」「設え、」「振る舞い、」という客人を最高の状態で迎えるための最も大切な要素があると言われてます。

部屋には季節を象徴する花を活け、水を打ち、香を焚いて大事な客人を迎え、更にその空間において、季節を象徴する着物を纏い、頭の先からつま先の先まで美しい振る舞いで客人をもてなします。

自然を最大限敬った素材、盛り付け、拘りに拘った器によって提供される「食事」には、日本文化の美学の全てが盛り込まれています。

それが日本人のおもてなしの原点であり、世界でも稀な繁栄を続けた日本旅館産業なのです。(THE RYOKAN CORECTION 抜粋)

東京オリンピックまであと1年と僅かとなりました。
日本の美しい姿は、日本の集大成ともいえる日本旅館を通じて、きっと海外から訪れる客人を魅了してくれるのではないでしょうか。





関連記事

ページ上部へ戻る