アウルプロパティ代表 尾藤弘子の不動産情報

コラム

”気”という漢字

居住用不動産を探すポイントとして、駅距離、広さ、方角、間取りと細々とありますが、大前提として気に入ったかどうかが一番重要だと思います。

投資用不動産は気にいることよりも流動性が高いか、出口戦略、マーケットの視点が入ってきます。

気に入るとは、言い換えれば気持ちが入ることなので、住んだ時に居心地のよい家になるのです。

気 はいろんな言葉がありますね。。

気合いが入る

気が滅入る

気が遠くなる

気を遣う

気狂い

気を許す

気が抜ける

沢山あって凄い!

人間は大地から生まれているので、地上から離れるほど大地からのエネルギーを受け取りづらくなるため、風水的にタワーマンションの高層階に住む人は、意識的に地上に降りて大地のエネルギーを蓄え、自然の空気をたくさんとりいれることが大切です。ずっと高層階にいると気が遠くなり、気が滅入ってしまう方も人によっていらっしゃるようです。

以前、林業の問題について農林水産省の人たちと林業のベンチャー会社、ゼネコンの方などが集まる会に参加したことがあり、木材をマンションに溶け込ませる手法として、木材をふんだんに使用したユニットバスをパッケージで販売したらどうか?と提案させていただきました。

日常の中で、大地に近い木のぬくもりを感じられるって癒し効果絶大だと思うのです。

林業が育たない理由として単価が低くて儲からないらしいのですが、一方ハウスメーカーから見ると国産の木は高いので輸入に頼ってしまうとのことでした。その原因は間接コストが高すぎることにあります。

流通革命が起きればきっと、今後全てのハウスメーカーが国産の木をつかえるのではないでしょうか。

ハウスメーカーのタマホームは、自社で植林しているため74%土台・柱などの主要な部分を国産材を使っています。梁は横に伸びる松、柱は縦に伸びる杉を使うようです。

”安くても高品質の家”のこだわりポイントでした。あっぱれ!

関連記事

ページ上部へ戻る