コラム

カンボジアの民主化のために生きた日本人

選挙が終わりましたね。
今回、知人があたらしい党より出馬されたり、無所属で立候補されたりで少しでも応援できればと応援に駆けつけたりしていました。

結局、地盤、看板、カバンをもっている方が強かったと感じます。
それにしても選挙のやり方に毎度違和感を感じます。
立候補される方の人となりもわからないのに選挙ポスターだけで判断しなさいはとても不親切に感じます。
今はネット社会のため、情報をとりにいくことはできますが、今までは判断材料がなく投票に行く方が多かったのではないでしょうか。

選挙と言えば、
享年21歳という若さで亡くなった中田厚仁さんについてご紹介させてください。
彼は、1990年ポル・ポト政権下で苦しんでいた国民のために選挙システムを普及させる国際ボランティアとして、当時のカンボジアで最もポル・ポト政権が牛耳っていた地域で活動していました。

選挙は「生活が豊かにするためにある。」「みんな堂々と主張していいんだ!」カンボジア国民に溶け込み、中田さんの想いはカンボジア国民に徐々に届けられていました。
そんな矢先に、ポル・ポト派とみられる兵士に射殺されてしまったのです。
日本人のボランティアが初めて命を奪われる出来事でした。

選挙当日、中田さんが活動していた「コンポトム」という地域は、ポル・ポト政権の巣窟であり、最も民主化が難しいと言われていた地域の投票率は99.9%という結果になったのです。それだけではなく、中田さんへの感謝の手紙が投票箱に入っていたそうです。

日本は年々、投票率が低いと問題になっています。
国民に根付かせるためにも中田さんのような普及活動が必要なのかもしれません。

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